はい。今回は桜のお話。ソメイヨシノについてです。^^
全国に400種類ほどある桜ですが、その8割がソメイヨシノです。
皆さんはソメイヨシノがすべてクローンであるということを知っていましたか?
ソメイヨシノのルーツ
ソメイヨシノの誕生は江戸時代末期、オオシマザクラとエドソメイヨシノヒガンの交配種として生まれた園芸品種です。
現在、日本に存在するソメイヨシノは江戸時代に生まれた一本の親木のクローンですべて同じDNAを受け継いでいます。
クローンといえば科学的な印象を受けますよね~
具体的にいうと、「挿し木」や「接ぎ木」で人工的に増やされて全国に広まりまったわけです。
すごい人気っぷりですよね!
それだけソメイヨシノの魅力が強く、美しいということですね!
ソメイヨシノの魅力
この種の魅力はやはり、花付きのよさではないでしょうか。
満開時のボリュームは圧巻ですよね!
さらに成長が早く、若木のうちから花を咲かせるという長所があります。
ソメイヨシノには自家不和合性という特性があり、ソメイヨシノ同士では受粉してもさくらんぼ(実)はできません。
実ができない分、そのエネルギーが花につぎ込まれているような気がします。
すべて同じDNAをもつソメイヨシノは、一斉に開花します。
一斉に開花したピンク一面の景色は、とてつもない感動を与えてくれますね^^